情報化技術(IT)は、スマートフォンやタブレットの出現で、さらにはフェイスブックやライン等のSNSの台頭によって、ますますわれわれの身近なものになってきています。また法人においてITは、「ヒト」「カネ」「モノ」に次ぐ重要な経営資源と認識され、その重要性を否定する人はいないと思います。
ITは、もともとアメリカで発明され日本に導入されてきたため、様々なことがアメリカ主導で、アメリカナイズされています。これまでは何の疑いもなくアメリカ法式のままで日本に導入されてきた歴史があります。日本の様々な産業においてはITに限らず、もともとはアメリカ発祥のものはたくさんありますが、いずれも日本独自の発展を遂げ進化し、例えば自動車、電気製品など世界のトップレベルになっているものもあります。ITにおいても、知らず知らずのうちに日本独自の発展や進化を遂げて、日本流のシステム開発、システム規格がたくさん誕生しています。
そもそも「情報システム」は、「プログラム(ノウハウ)」と「コンピュータ」で成り立っています。日本の「ノウハウ」は、日本の文化がその根底に流れています。日本の文化が、アメリカの文化とかなり違う(ほとんど真逆)ことは、だれしもが薄々感じている事だろうと思います。
日本の情報化技術(IT)を語るには、日本流の考え方が必要なのです。アメリカのパッケージソフトが日本では役に立たない例が多く見受けられますが、日本とアメリカの文化のバックグラウンドの違いからくるものだと思っています。
今まさに、日本生まれ、日本流のコンサルティングが必要とされている時代なのです。
「ヒトにやさしい日本流の情報化」
情報に関することをもう一度見直して考え直してみる会社。
日本にひとつくらいそんな会社があってもいいではないですか。
現在「現状俯瞰元帳」の構築支援を行っています。